当たり前の平和の崩壊


結婚をすれば、きっと幸せになれる。そんなことを考えている時期がボクにも

ありました。

 春の桜が満開の下で永遠の愛を誓うドラマのワンシーンのように、理想的で、完璧な未来が待っていると信じて疑わなかった頃のことです。

 ボクは、学生時代から4年間付き合った彼女と結婚。

優しくて、かわいくて、頭がよくて、スポーツ万能な彼女を妻に。

 ボクも、軍人として就職が決まり将来は安定。控えめに言ってリア充確定じゃないか。神様ありがとう。お父さん、お母さんありがとう。人生いろいろあったけどボクは幸せになります。

 そんなことを考えている時期がボクにもありました。

そして、今、ボクが直面している現実は・・・

 ジュゴンのように丸くなった妻。ギリギリ生物学上メスと判定されるサピエンスがテレビも前でゴロンとしている。右手にはテレビのリモコン、左手にはセンベイの袋をもちながらゲラゲラ笑っている。

 これは、現実なのか?いやいや見た目なんてどうだっていい。ボクは永遠の愛を誓ったんだ。容姿が崩れたってボクの愛は変わらないよ。

 そんな変わり果てた妻の横にボクはあぐらで座り、センベイにを伸ばそうとした。その時、バチン!!ボクの手に衝撃が走る。

「なに私のセンベイ食べようとしてるのよ。お前はデブだからくうんじゃねぇ」

「調子にのんじゃねぇ。ブタ!」

私は、手をはたかれたことよりも、妻の悪態、罵倒にショックを受けた。

 ひとつことわっておくと、ボクは、170センチ68キロ、学生時代は陸上部で約10キロほど太ってしまったが・・

 妻の体重はと言うと165センチ55キロ(自称)。明らかにボクより重いように見受けられるのだが(多分80キロくらい)・・・ きっと脂肪のようなオーラかスタンドのようなものを見にまとっているのだろう。

 ボクは、妻と幸せな家庭を気付いていこうと考えているが、ややつらくなってきている。この現状を打破する手立てはあるのか?

 ボクはこの国の恒久の平和を守り抜き、強いては世界平和を願う日本男(漢)である。このため、先の大戦の歴史や戦略・戦術を本気で勉強してきた。ボクは、この能力と技能を駆使して、家庭内の平穏を確立するところから始めようと思う。

世界平和に比べれば、少しだけスケールは小さくなったが致し方ないだろう。

 これから、日々の妻(オニ嫁)との攻防の中で、妻との良好な関係を構築し平和かつ幸せな家庭を築いていこうと思う。

世界中のオニ嫁との攻防で苦悩する同士諸君ともに苦難に立ち向かい現状を打破し幸せを分かち合おう。

※ 戦争の準備は、平和を守る最も有効な手段の一つである。

                        ブッカー・T・ワシントン